新人スタッフFです。みなさんは、タイガーマスクをご存じでしょうか?実際にプロレスラーで活躍したタイガーマスクがいましたが、これは梶原一騎さんの劇画「タイガーマスク」の実写版です。テレビで放映した劇画のタイガーマスクを見る機会があったので、その時に思ったことなども踏まえて今日はお話しできたらと思います。題して「きつい時こそ一歩前に出る」です。
タイガーマスクのエンディングテーマ曲「みなしごのバラード」はこのような歌詞です。
「あたたかい人の情も 胸をうつ あつい涙も 知らないで育った僕は みなし児さ
強ければそれでいいんだ 力さえあればいいんだ ひねくれて 星をにらんだ 僕なのさ
ああ、だけど そんな僕でも あの子らは慕ってくれる それだから みんなの幸せ 祈るのさ
吹く風が 冷たい時も 降る雨が 激しい時も 目をあげて 明日に希望を かけたのさ
ああ だから きっといつかは あの子らも わかってくれる みなし児の 正しく生きる きびしさを」
タイガーマスクはみなし児で、孤児院で育ちます。
タイガーマスクの正体である伊達直人は、孤児院「ちびっこハウス」で生活していました。家族の愛情や安定した家庭を知らずに育ったため、幼い頃から心に孤独と反発心を抱えていました。
伊達直人は、やがて「虎の穴」という秘密組織に引き取られます。
ここは、世界中の孤児を集め、残酷な訓練を行い悪役レスラーとして金を稼がせる、というまさに闇の養成所でした。
直人はここで人間不信、勝つためにはなんでもする価値観を叩きこまれ「強さこそすべて」という思想を身に付けます。
これが歌詞の「強ければそれでいいんだ」という言葉につながっています。
プロレスラーとして帰国した直人は、ふと自分が育った孤児院を訪れます。
そこで純粋な子どもたちと再会したことがきっかけで
「自分は何のためんに戦っているのか」
「本当に強いとはどういうことか」
を考えるようになり、悪役から正義のヒーローへと変わっていきます。
主人公伊達直人は、宿敵であるミスターXとの戦いを終えた後、追っ手から逃れるため夜道を車で走っていました。
その途中、子どもをかばってトラックを避けようとして転倒し、覆面のまま命を落とします。
孤児院の子ども達は、テレビでみる大好きなタイガーマスクが、お兄ちゃんと慕う伊達直人だとは誰も知りませんでした。
この劇画では
「本当の強さ=他人のために戦うこと」
「ヒーローは報われないこともある」
「本当の善行は名もなく行われる」
という、非常に重いテーマを象徴しています。
タイガーマスクをご存じではない方もいると思うので、ざくりご紹介しました。
実は、タイガーマスクと同じような人生を歩んだプロボクサーがいます。
元日本ライト級チャンピオンの坂本博之さんです。
幼少期から小学生まで施設で育った坂本さんは、高校を卒業してから本格的にジムに通い始め、二十歳でプロデビューしました。
プロデビューから連勝街道。
日本チャンピオンに挑戦する少し前に、ふと「俺が夢を見続けるきかけを与えてくれたのは、和白青松園だ。この施設がなかったら今の俺はない・・」と思い軽い気持ちで久しぶりに施設を訪ねてみました。
庭で遊んでいた子ども達は、鋭い目つきで彼を睨みます。
自分もこの施設で育ったことを子ども達に話すと、子ども達は懐いてきました。
「チャンピオンになったら、、また帰ってくるけん」と子ども達に伝え彼は施設を去ります。
十か月後、彼は日本ライト級チャンピオンになります。
再び孤児院を訪れた彼は、子ども達のヒーローです。
チャンピオンベルトを見て子ども達は喜びます。
そして彼は、
「このベルトを僕は世界のベルトに変える」と子ども達に約束します。
しかし、二十戦目にして初めて敗北を味わいます。
彼は、その頃、和白青松園の子ども達と文通をしていたそうです。
子ども達からは
「兄ちゃん世界チャンピオンになると言ったやんか。頑張れ」
「きつい時、辛い時こそ前に出て」という熱い手紙が何通も来たそうです。
彼は、施設を訪れた際に、子ども達にこう言っていたそうです。
「きつい時こそ前に出るんだ。一歩がきつかったら半歩でもいい。それが無理なら摺り足でもいい。それもできないと思ったら、そこでじっと踏ん張って生きるんだ」と。
つまり、「諦めないことの大切さ」を教えたかったのだと思います。
先日、婚活に疲れ果てたのか、こんなことを言うかたとご一緒しました。
「いままで色々婚活をしていても、どうもうまくいかない、諦めた・・」
「婚活で心が折れた・・・」
確かに、婚活には相手がいるもの・・
上手くいかず、心が折れたり、疲れてしまうこともあるでしょう。それは間違いなくあります。
今はじっと踏ん張って生きている時かもしれません。
少し心が元気になったら、きついかもしれませんが、少しだけ前に出てみる。
劇画のタイガーマスクや坂本博之さん
何度辛く寂しい思いをしてきたことでしょう。
筆舌に尽くしがたいものがありました。
でも、心に一灯の光を見つけていった・・・
暗闇の中、かすかな光を頼りに勇気を持って一歩を踏み出してみる。
そうすれば、必ず道は開けるのではないでしょうか。


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