新人スタッフFです。11月を迎えすっかり秋も深まってきましたね。紅葉を見ながら露天風呂なっていいですね!秋の味覚を楽しみながら充実した日々を過ごしたいものです。さて、今回は「婚活女子コミュニティ症候群」の題目でお話しします。

恋活・婚活パーティーやワイン会では、女性同士がLINE交換をして友達になっているシーンをよく見かけるのではないかと思います。このような場で友達になった女性同士が、後日、一緒に別の会に参加するようになる例は多くみられます。

女性はストレスがある時、共感と共有でストレスを下げると言われており、婚活は精神が揺れる活動であるため、自然と共感ネットワークを作りやすい傾向にあります。

反面、婚活中の男性同士がパーティー等で友達になり一緒に会に参加するというのは、女性に比べて少ないように感じられます。

この女性同士で仲良くなるのは、緊張も和らぎ会に参加しやすい、何かの時に心強い、婚活している者同士で気持ちが分かる(共感)、違った眼で男性をフィルターにかけ視てもらえる、意見を聞ける(リスク回避)、婚活に関する情報共有ができる、等々、色々な思いからでしょう。

そのため、会に参加するごとに男性との出会いよりも「婚活女子コミュニティ症候群」が拡がっていくなっていう事もあるわけです。

婚活には不安がつきものであり、お互いに気持ちの安定性を維持するための存在であればよいのですが、実態として、婚活において障害になることも多かれ少なかれあります。友情と競争が同時に存在するため、摩擦が起きやすいのは容易に想像がつくのではないでしょうか。

ある意味、婚活というカテゴリーの中ではお互いライバルでもあります。そして、本音で言えば、お互い少ながらず無意識のうちに優劣をつけていることは少なくありません。また、羨ましく思ったり、妬みや嫉みが現れることもあるのです。

特に半立食形式(フリータイムが基本)の恋活・婚活パーティーやワイン会では、当然、人気のある女性に男性の目は行きがちで、必然的にその会の中での構図が見えてしまいます。

 同じ資源(良い男性)を奪い合う競合状況であり、婚活とは端的に言えば同一市場の競争です。

つまり、“応援しながら競う”矛盾関係にあり、女性社会は“調和”が重んじられますが、恋愛市場では“調和と競争が衝突する”ことになるわけです。“友達を応援したい”、でも“自分が負けたくない”という心理的矛盾から嫉妬が生まれます。

よって、自覚のない“足の引っ張り合い”が発生してしまうこともあります。

「その人やめといたほうがいいよ」という忠告の裏にあるのは、「本当に危険だと思う善意」「自分が不利になりたくない感情」「マウント、競争意識」「自分は声をかけてもらえなかったことからくる嫉妬」等、様々です。

では、なぜ婚活女性同士のアドバイスが的外れになりがちなのか・・・

理由は以下のとおりです。


①経験とバイアスに依存している(婚活女性同士の恋愛相談は“科学”ではなく“経験談”になりやすい)
・自分の価値観を押し付ける、排除的同調:「そんなのやめなよ」、感情的共鳴が優先される等、客観性が失われてしまう。

② 嫉妬・比較が助言を歪める(嫉妬は無意識に行動を操作する)
・無意識にネガティブ助言、成功しそうな話を鈍らせる。

③ 仲間の成功=自分の危機(置いて行かれてしまう)
・どちらかが早く成婚 → その瞬間、“対等な関係性”が崩れる。
・婚活女性同士の友人関係の特徴として、“同じステージ”であることが安心、誰かが先に抜けると不安。
 そのため、助言がどうしても保守的になる。


上記については一般的に見られる傾向であり、もちろん、我が事よりもお友達のことを優先に考えるというマザーテレサや聖母マリアのような女性が存在することも確かでしょう。

また、言動を見ていて誰が見ても明らかに「やめておいた方がいい」という男性については、それも分からない不慣れな女性も現実にはいるので、アドバイスとして正しい場合もあるでしょう。

婚活女性同士は、お互い婚活を試行錯誤し進めており、男性を見る目や付き合い方等も手探り状態でやっているわけです。どうしたら婚活がうまく行くのかと悩んでいるのはお互い一緒です。婚活のプロであるカウンセラーではないので、科学的アプローチではなく、どうしても過去の経験や感情的なアプローチになってしまいます。

お友達をつくり仲良くするのは人生の幅を拡げとても良いことです。けれども、婚活女性同士でのコミュニティにおいては、一方で本日のお話しを認識したうえで対応することも大切だと言えるでしょう。

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