新人スタッフFです。ほんと、なめられたらあかんわ～、と思います。出だしから何言ってんのか分からん！？と思うでしょうが、今回は「なめられたらあかん！」の題目でお話しします。

先日、カジュアルフレンチ？の店に学生時代の友人たち４人でディナーに行った。

我々の席からよ～く見えるカウンター席にカップさん？？が座っていてディナーを楽しんでいるようだった。

我々は久しぶりの再会で会話に夢中になっていたが、何か不思議な違和感を覚え、カウンターに自然と目がいく。

カップさんの女性が、我々のハートを射抜いたからではない。

男性が一生懸命女性に話しかけているが、女性は男性のほうを見ないでつまらなそうに頬づえしたまままっすぐ正面を見ている気配を感じたからだ。

お店のいけてる店員さんに目がいってんのかと思い見てみたが誰もいない。

女性は明らかに「あなたの話し聞いてません。あ～つまらない」みたいな雰囲気を醸し出している。

なぜか、見ているこちらが肩身が狭くなってしまった。

あまり面白くないお笑い芸人を目の当りにしていると、こちらが恥ずかしくなるようなあの感覚にも近いが、男性があまりにも気の毒でしかたない。

男性は、お店の人への対応もとても礼儀正しく優しそうなイイ感じの人だ。

見た感じも全く問題ない。

女性が面倒くさそうに聞いている様子に、男性も気づいていて、動揺しながら一生懸命話している。

しかし、焦りは隠せない。

彼の心の中から「おれ、冷静になれ！おれ、冷静になれ！」という悲壮感溢れる声が聞こえる。

女性はたまに返事したり、「あ、そうだね」ぐらいの適当な反応。

自然会話に耳がいってしまうが、うざそうな男性でもない。

喧嘩をしている気配もない。

ただただ、女性がつならなそうにしているのだ。

正直、私がその男性ならブチ切れている！（苦笑）

女性も、そんな苦痛な時間なら、お金置いてとっとと帰ったほうがお互いのためなんじゃないの！！？？って。

虫の居所が悪かったのか、何があったかは分かりませんが・・・

見た感じはお付き合いしている二人にも、初デートのような雰囲気にも見える。

おそらく友人同士ではない。

確かに、男性には、女性になめられがちな人がいる。

・・・・・・・・・

【なめられる男性の特徴！】

①NO（嫌・無理）が言えない
・断れない
・相手の要求をなんでも聞いてしまう
・「嫌われたくない」が強すぎる
⇒境界線が曖昧に見えるため、軽く扱われがち。

②自信がなさそうに見える
・姿勢が猫背
・声が小さい
・意見を求められても「どちらでいい」が多い
⇒自己主張が弱いと、相手のペースに飲まれやすい。

③相手に合わせすぎる
・相手の価値観に全部同調
・相手の機嫌をとる行動が多い
⇒「都合よく扱っても怒らない人」に見える

④行動が決められない・優柔不断
・デートの店を選ばない
・何か提案されても迷ってしまう
⇒主導権が弱く、相手が上位に立ちやすい構図になる。

⑤自己犠牲で頑張りすぎる
・尽くしすぎる
・相手に見返りを求めず全部やってしまう
⇒バランスが崩れ、相手が「してもらって当然」という感覚になってしまう。

・・・・・・・

たしかに「なめられる」かどうかは関係の組み合わせでも変わる。

どんな人でも、合う相手と組めば尊重されるし、合わない相手とはバランスが崩れることがある。

今回、たまたま見かけたカップさんの男性は、彼女に何か申し訳ないことをしでかしていたなら、しっかり謝らないといけない。

ただ、そうでないならばそんな媚びる必要もない。

惚れてしまった男の弱み・・・・

嫌われたくない男の弱み・・・

なのか・・・

それならば哀愁を感じてしまう（涙）

しかし、「優しさ」と「ご機嫌取り」は違う。

「優しさ」は尊重されるけれども、「ご機嫌取り」は軽く扱われがちだ。

はたして、彼が、この女性と結婚したら、毎回「ご機嫌取り」の生き地獄の日々が待っていないか・・・心配だ。

しかし、そんな日々に喜びを感じるのであれば、人の考えはそれぞれ。

幸せを全うして欲しい。

ただ、なにはともあれ、相手の男性がおかしな方でなければ、同じ時間を共にし自分に好意を持ってくれるなら「優しさ」を見せてもいいのではないか。

思いやりや配慮が良い関係を築くために絶対必要なことであることは間違いないだろう。

お相手のことを軽視することはそもそも綺麗な姿ではない。

「VC３０００のど飴」のCMにも「なめたらあかん～♪」（天童よしみさん）の歌があるが、お相手を軽視してなめることは人生（お相手の人生も自分の人生も）なめていることになるのだ！！（ん？？）

我々が店を出た後、あのカップさん、気を取り直し、爆笑状態になっていたことを願わないではいられない。

せっかくの貴重なお二人の時間なんだもん、幸せになって欲しい。

あ、万が一、彼が名誉挽回のためのディナーで彼女が一時的に不貞腐れていたのなら、老婆心ながら申し訳ありませんでした。

反省・・

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