「主語の転換」と聞くと何やら難しいことのように感じてしまうかもしれませんが、これは婚活を成功に導くためにとても重要なことです。
この「主語の転換」を図ることで、人生やビジネス、そして婚活においても運と活路が開け、幸せな毎日を過ごすことができるようになるのだと思います。
そもそも「主語の転換」とは何なんでしょうか?
それは、「相手の視点に立つ」ということです。
婚活をしていれば、多かれ少なかれ誰もが壁にぶちあたります。
そして、なぜ婚活がうまく行かないのか、その原因を探り、様々な改善策を試みるでしょう。
でも、色々やってみるのだけれど、なかなかうまくいかない。
なぜ、自分なりに対策を練り、色々試みているのに上手くいかないのか。
それは、手を替え、品を替えているつもりでも、じつは、「本質」が何も変わっていないからです。
自分流の悪あがきで色々とやっているだけという実態に気づいていないので、変化が訪れるはずがないのです。
壁にぶち当たった時、変えなくてはいけないのは「立脚点(相手の視点)」そのものなのです。
この「立脚点(相手の視点)」こそ「主語」と言い換えることができるでしょう。
つまり
自分を主語にして考えるのではなく、相手を主語にして考えてみるということ。
相手の立場で自分を見てみるということです。
そうすると目から鱗が落ちて、今までの見えなかったものが鮮明に浮かび上がってきます。
「婚活」が上手くいかず、「婚活行き詰まり」状態になっているとします。
多くの場合、うまく行かない原因が分からないので「婚活行き詰まり」になるのです。
そこで、大切なことは、常に主語は「自分」ではなく「相手」に置くこと。
ところが「言うは易く行うは難し」で、これがなかなか身に付かないのです。
ほとんどの人の目には「主語は自分」という鱗が何層もへばりついています。
つまり何重にも「主語は自分」フィルターがかかっているのです。
どこに「婚活行き詰まり」の要因があるのか自分では一向に気が付かないのはそのためです。
しかしながら、普段接している周囲の友人・知人、はたまた同僚等は、うまく行かない要因を実はおおむね分かっていたりするものなのです。
ところが、言いにくい事であればある程、周囲の人々は具体的に言えず、口をつぐんでしまうのです。
「言ってしまうとよい関係が崩れてしまう」「嫌われてしまう」「意地悪していると誤解されたくない」「自分も人のことを言えるような立場ではない」「あえて言わなくても自分で気づいて欲しい」等の理由から言わないことがほとんどです。
例えば、お見合い写真は抜群でお見合いにはこぎつけるものの、実際にお見合いをしてみると立て続けに断られてしまうというケース。
お見合い写真を別人のように修正することは、得策ではないのでそれはしないとしても、最高の一枚(奇跡の一枚ではなく)を使うはずです。でも、それは本人であることに変わりはありません。
お相手の方もビジュアルは許容範囲内(感じがいい)とうことで、お見合いが決まります。
では、なぜ実際にお見合いをすると、毎回断られてしまうのか?
コミュ力が問題なのか・・
そうではなく、会って比較的早い段階でお相手の心の中は冷めていることも少なくありません。
1例をあげると、写真では写っていないところが露わになることが原因になる場合があります。
具体的にお話しすると、歯が汚い(ホワイトイングの処置もされていない)、歯並びが悪い、話し出すと口の端に白い口角泡が溜まる等です。
これはお見合い写真からでは分からない部分です。
そのため、お見合い相手からすると、「清潔感がない」と映ってしまいます。
「歯が汚い(ホワイトニングの処置もされていない)、歯並びが悪い、話し出すと口の端に白い口角泡が溜まる」
これは友人・知人等、周囲の人々でもなかなか言いづらいことです。
ましてや、大人になればなるほど言い辛い。
結婚相談所でも、このレベルを具体的に指摘してくれるところは、かなり少ないのでは。
また、仮に指摘してもらっても、それを素直に受け止めて改善に向けた具体的な行動に移せるかは、本人の人間力、変わりたいと思う真剣さがないと難しいわけです。
今まで、それをオブラートに包んだような言い方で、本人に気づかせてあげようと試みた人も人生の中にはいるかもしれません。
けれども、本人が、常に「主語が自分」では、そのような誠意ある施しにも気づくことはできません。
そもそも、お相手を主語に置くことができていれば、自分自身を客観的に観ていて、他の人(お見合い相手等)が自分のことをどう思うか、どう見えるのか気づくはずです。
「自分」という「自我」を捨てて、主語の転換を図ること。
これが婚活においてはとても大切なことなのです。
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