新人スタッフFです。結婚式をあげたら次のイベントは新婚旅行!これからの結婚生活の始まりとして胸躍る時ですね。
さてさて、この日本で最初の新婚旅行をしたのは誰でしょうか?
それは司馬遼太郎の「龍馬がゆく」で有名な幕末の志士坂本龍馬だと言われています。
慶応2年3月、京都寺田屋宿泊中、伏見奉行所の幕府役人により龍馬は襲撃されましたが、寺田屋の養女であったお龍の機転により九死に一生を得ました。
その後、西郷隆盛らのすすめで、妻となったお龍とともに塩浸温泉にて寺田屋で負った傷を癒しながら霧島に遊び、二人の生涯で最も楽しい時を過ごしました。
これが日本最初の新婚旅行と言われています。
龍馬が姉である乙女にあてた手紙の中で、「げに、この世の外かと思われるほどのめずらしきところなり。ここに十日ばかりも止まりあそび、谷川の流れにてお(魚)をつり、ピストルをもちて鳥をうつなど、実におもしろかり・・・(略)」と書いています。
↓その手紙ではこのような絵入りで詳細に状況を説明(笑)

更に高千穂峰まで足を伸ばして、天の逆鉾をみて、「その形、たしかに天狗の面なり。二人大いに笑いたり・・・」とユーモアのある面をのぞかせています。
しかし、「これそもそも本当に日本最初の新婚旅行なんかい!?」
とツッコミを入れたくなってしまう私です(笑)。我ながらロマンのない男だ。トホホ・・・
ただ、どちらにしても幕末動乱期に龍馬が心休まる数少ないひと時であったことは間違いないでしょう。
私もぜひ塩浸温泉や高千穂峰に足を運びたいと思います!


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