新人スタッフFです。今回は「全く趣味も嗜好も違う夫婦」の題目でお話しさせて頂きます。

私の釣り仲間のKさんには、3歳年上の奥様がいる。結婚して8年目を迎えた。

この2人、趣味も嗜好も全く違うのだ。

具体的に言うとこんな感じ(あくまで把握している範囲)。

【Kさん】
(趣味)アウトドア(キャン、トレッキング、釣り)、ロレス観戦、国内旅行(特に温泉巡り)
(好きな食べもの)ラーメン(ラーメン二郎・山岡家)、牛丼(吉野家)、立ち食いソバ(駅そば)

【奥様】
(趣味)テニス、ヨガ、ジム、ミュージカル、海外旅行(特にヨーロッパの旅)
(好きな食べもの)洋食(イタリアン等)、焼肉、果物

まったくかぶらんのだ(涙)

かといって、お互いの外見が死ぬほど好みってわけでもないそうだ。2人とも素敵な人だけど。

この二人、まだお子様はいない。犬も飼っていない。

しかしだ!

普通に仲良しなのだ。

お互い酒は飲むが、飲み屋には拘らない。

上野の大統領、池袋の大都会、赤羽のまるます屋、門前仲町の魚三酒場等々、かなり場末な店でもおかまいなしだ。

時にはサイゼリアでワインを飲みながらエスカルゴ等の豪華料理を楽しむこともある。

安上がりな2人だ。

もちろん記念日などにはお洒落なレストランにも出向いている。

私は二人に聞いてみた。

「趣味も嗜好も全くかぶらない2人が仲良しなのはなぜなんだ!?教えてくれ~」(私)

「二人でいると自然と同じものを見ていて、同じことを考えている」(Kさん)
「ふたりで散歩しているだけで心地いいし、なんでも話ができる安心感がある」(Kさん)
「核になるところが同じ(その周りは違う)」(奥様S子さん)
「お互いの価値観を尊重できる」(奥様S子さん)
「お互い尊敬している」(Kさん、奥様S子さん)

ふむふむ、なるほどな~

「お互い尊敬している」が二人に共通するキーワードなのだ。

確かに人として尊敬することは、趣味や嗜好とは関係ない。

生き方や人格、誠実な行動、まねできない能力等々、尊敬する要因はお相手の今までの「生き様」の中にあるのかも。

要するに「内面の輝き」がものを言う。

第16代アメリカ大統領、エイブラハム・リンカーンの有名な言葉に以下がある。

「40歳を過ぎたら、男は自分の顔に責任がある」

また、作家のジョージ・オーウェルは「50歳になると、誰でもその人の人格にふさわしい顔になる」という言葉を遺している。

女性で言うと、ファッションデザイナーのココ・シャネルが遺した言葉に以下がある。

「20歳の顔は自然からの贈り物。50歳の顔はあなた自身の功績」

私達の「生き様」が、私達の顔という「名刺」をつくっているのかもしれない

40歳、50歳になりバカげな顔になったらそうしよう(涙)。

最悪「名刺」は出さなければいいが、顔はいつも丸出しだしな~

いまからでも遅くない!

生き様10級から始めて段位を目指すぞ~~

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