新人スタッフFです。最近、陶芸家の北川八郎さんの「少し損して毎日生きてごらんなさい」という話を本で読みました。婚活について書かれているわけではありませんが、話されていることの真理は婚活でも同じことが言えるのではないかと思いました。そんなわけで、今回は「少し損して毎日生きる」の題目でお話しさせて頂きます!

北川さんは、「与える」ということを逆の視点から考えて、「少し損して」毎日を生きてごらんなさい、と周囲の人にお話ししているそうです。

どのぐらい損したらいいかというと10%でいいから損しなさいと言います。

繁栄を望んでいる人は、みんな儲けようとして生きています。

婚活でも、少しでも素敵な人をゲットしよう!と思って婚活をしています。

お店で例えると食べ物屋さんが並んでいるところを通ると、繁盛店と閑古鳥が鳴いている店は一目瞭然で分かります。

閑古鳥が鳴く店は、味やお客様対応等、複合的に理由はありましょうが、「少し他の店よりも与えることをやってごらんなさい」と言っても、「与える」ということの意味が分かっておらず、お客様に喜んでもらおうというよりも、自分が儲けることが優先してしまう。だから、味やお客様対応等のサービスが向上しない。

他店よりもまずくて、海老も小さく、100円も高かったらお客様は来てくれません。

仮に、お好み焼きが大好きでお好み焼き屋さんを始めたならば、お客様に美味しく食べてもらうことが嬉しくて仕方がないはずです。

そんな安らぎを与えてくれる店であれば、人々は絶対来てくれると北川さんは言っています。

「10%損して生きていくという生き方に還るならば、必ず繁栄する」

婚活も同じです。

相手から与えてもらうことばかり考えていたら、それはうまく行きません。

相手の条件ばかり並びたてて、それを求めて(TAKEばかり求めて)いれば、閑古鳥が鳴くのも自然の摂理と言えます。

「いったい自分はお相手に何を与えられるのか?」を考えることが重要だと思います。

間違いのもとは、「自分は選ぶ側の人間」だと思い込んでいることです。

それは自尊心に溢れかえり堂々とそう思い込んでいる人もいるでしょうが、気づかぬうちに、「いつのまにか自分は選ぶ側の人間のように行動していた(ふるまっていた)」という人が意外に多いのではないでしょうか。

婚活の基本は、まずは「選んでもらう人」になることです。

そして「選んでもらった人」の中から「選ぶ」ことができるのです。

「選んでもらう人」になるのは、「与えられる人」ではなく「与える人」にならなくてはなりません。

北川さんのいう10%の損をしてみる。

ここでいう損とは、けち臭い損ではなく、相手に喜びを与えるために「GIVE」することを言います。

「いったい自分はお相手に何を与えられるのか」(自分が与えられることばかり考えるのではなく)

「お相手は自分を選んだ時、どのようなメリットがあるのか」(自分のメリットばかり考えるのではなく)

私は、「GIVE&TAKE(「与える人」こそ成功する時代)」(アダム・グラント著:三笠書房出版)という本をよく読むのですが、仕事でも私生活でも、「与える」ことの重要性を痛感します。

ちなみに、ギバー(惜しみなく与える人)・テイカー(自分の利益を優先する人)・マッチャー(損得のバランスを考える人)を言います。この中で最も成功するのはギバー、最も搾取されやすく失敗するのもギバーだと言います。

同じギバーでも「自己犠牲型」ではなく「他者志向型」のギバーが成功することを教えてくれる本なので興味のあるかたは、ぜひ読んで詳細をご確認ください。

婚活成功のカギはずばり「他者志向型ギバー」になることです!

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